友人がFacebookアカウントにログインできなくなり仕方なくアカウントを新設したところ、すごい勢いで詐欺メッセージが入ってきたそうです。同じように、何かを新しくしたタイミングですごい詐欺メールが入ってくることもありますね。

「米国の億万長者が他界し、その遺産相続人にあなたが含まれている。本人確認の手続きに10万円必要だから振り込め。」とか、まあ色々な手口を考え付くものです。電話による振り込め詐欺と同じです。ネットか電話かの違いです。こんなのに騙される人はいるのかな…と思うものの、何千人、何万人に送れば1人くらいは引っかかるのかも知れません。

電話と違うところは、何万人でも簡単に送信できてしまうということです。電話なら1万人にかけるのは相当きついハズです。メールなら一発です。

そういえば随分前に米国で受けたセミナーで、「銀行強盗と違い、ネット上の強盗は危険が小さいから横行する」と言っていたのを鮮明に覚えています。米国で銀行強盗をすると命がけでしょう。ネット上でオンライン銀行をハッキングしても、その場で銃殺されることはありません。

リアルの詐欺や泥棒と違い、リスクが低い上に大量発信が簡単にできるため、残念ながら横行するのは避けられません。

ネットでなくてもクリスマス、年末は詐欺や他の犯罪が増えやすい季節でもあります。

みなさん、十分に気を付けてください。