時々そういう人っていませんか?

「AかBのどちらがいいですか?」と聞いているのに、「では、Cでお願いします。」と大真面目な顔で答える人です。私は週に1回くらい、そんなやり取りに遭遇します。日本でもありますし、海外でもあります。

「お打合せは、火曜日か水曜日でいかがですか?」に対して、「では、金曜日で。」という具合です。メールでそういう回答があると、「あれ?そんな選択肢あったっけ?」と思わず自分を疑って確認してしまいます。でもやっぱり、そんな選択肢はないのです。

こういう回答をされる場合、色々なことが考えられます。もしプライベートな会話で仲良しなら、甘えたりふざけたりしていることもあるでしょう。「和食か、洋食か?」に対して、「私、中華がいい!」みたいな感じです。これはアルアルですね。

しかしビジネスでは違います。上記の例で前置きを付けて「すみません。両日とも都合が悪いです。金曜日はいかがでしょう?」というのなら、まったくおかしくありません。でも前置きなくいきなり、「では金曜日で」と予想外のことを言われると、ビックリしていしまいます。

可能性としてあるのは、ものすごく頭がいい人や芸術家で、こちら側の常識をはるかに超えている人。こういう方々とのやり取りは、話がキャッチボールにならないことが多々あります。こちら側が頑張って、ついていくしかありません。

あるいは人の話を聞かない人や、まったく何も考えていない人。これも実は天才肌の人が多いのですが、中には違う人もいます。

あるいは超・上から目線の人。相手の選択肢は無視し、自分が中心だと思っている可能性もあります。

どの場合でも、念のため、「いや、火曜日か水曜日なのですが?」と言ってみるとわかります。単に勘違いしている人が意外と多いものですが、そうでないこともあります。

色々な人がいて、面白いものです。