短縮URLというのは、超長いURLを短くシンプルなものに変換し、使いやすくするというものです。当然、短くしたものでもまったく同じページが開きます。
【昨日のブログURLを短縮した例】
元のURL:
https://mahanablog.xsrv.jp/2024/02/04/%e3%81%9d%e3%82%82%e3%81%9d%e3%82%82%e3%83%87%e3%82%b8%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%a8%e3%81%af/
短縮URL:
http://bit.ly/42tE850
短い方をクリックすると自動転送されて、元のURLと同じページが開きます。
ところがですね…。
この仕組みは、第三者の短縮URL無料サービスを利用しており、短縮URLをクリックするとその無料サービスのサーバにジャンプし、そのサーバにて元のURLに変換されて転送されるという仕組みなのです。つまり、その無料サービスを一度経由することになっています。
ということは、この無料サービスが突然終了したり、悪意の第三者に乗っ取られるとアウトなのです。
先日あるメジャーな短縮URLサービスが終了し、その後、何者かがそのサービスのドメインを買取って悪用し始めた事件がありました。そしてこれまでそのサービスを使っていた有名企業の短縮URLをクリックするとまったく関係のないホームページにジャンプするようになってしまったのです。
確かに…十分に考えられる話です。
かつてGoogleもこの無料サービスを提供していたものの終了になりました。さすがにGoogleが使っていたドメインが乗っ取られることはありませんが、小さな会社がやっているサービスならあり得る話です。
短縮URLは便利な反面、上記のようなリスクがあることを理解しておいた方が良さそうです。