今の10代〜20代前半の人たちは、もう知らないみたいです。テレホンカード。

世の中に普及し始めた頃、私は高校生でした。実は当時、私は「こんなものは必要ないだろう。流行らないと思う。」と言い切っていたのです。私の予想はあっさり外れ、数年で日本中に浸透しました。結局、私も頻繁に使うようになりました。

そして面白いことに、このテレホンカードに予想外のプレミアムが付いて取引されるようになり、新しい市場が日本に出来上がったのです。これはNTT自体も発売当時は想定外だったと認めています。

マクドナルドだって日本に進出が決まった時は「日本には合わない」「成功しない」と言われたそうです。セブンイレブンだってしかりです。

そもそもスマホだって「日本では普及しない」と言われました。

マクドナルドもセブンもスマホも、まさか日本でここまでヒットするとは著名な経営者やコンサルタントさえ予想できなかったのでしょう。いや、予想できた人はわずかなはずです。

何がヒットするか完全に予測できる人はいません。とにかく進んでリスクを取り、色々とやってみるしかないのだと思います。