日経新聞の報道によると、首都圏の大型物流施設の空室率が2024年1月から3月期に9.7%となり、前年同期比1.5ポイント上昇したそうです。あきらかに供給過剰が続いている様子です。

確かに…。見ただけでもわかるくらい、この3年ほどで一気に物流センターが増えたようです。特に関越道を走っているとその沿線に巨大な物流センターがいくつもあります。その大半が5年も前にはなかったものなのでコロナ禍の最中にできたものであることは明らかです。おそらく巣ごもり重要でネット購入なと通販が爆発的に増えた影響だと思います。東京に近く、交通の便がよく、土地が安いという好条件が揃っている埼玉エリアに集中したのかも知れません。

コロナ騒動が一段落し巣ごもり需要が減少した今、これら物流センターの需要も減少したというのは納得ができます。

一方、この先すぐに日本の消費が多く改善する見込みはありません。物流センターは軌道修正や新しい戦略が求められています。