毎日渋谷で多くのインバウンド客をみながら思うのですが、最近ホントに道を聞いてくる人がいなくなりましたね。道路に面した店などでは道を聞いてくる人がまだ時々いるそうですが、10年、20年前と比べると観光客の数が倍増しているにも関わらず、道を聞く観光客はかつての1/10以下でしょう。
もちろん、スマホのおかげです。住所と地図だけを頼りにしてさまよい歩いている人は皆無です。観光客のほぼ100%がスマホで道を探して歩いています。
そういえば…逆にこちらから教えてあげる機会も0になりました。私が学生の頃は、自分の英語の勉強を兼ね、道で地図を片手に困っている人には自分からよく声をかけていたものです。英語の勉強に加えて、知らない人と気軽に話を始める練習になりました。アメリカでは店で隣に座った人といきなりしゃべりだすこともあるので、私は今でも役立っていると思います。
スマホで便利になった一方で、そんな素晴らしい機会が壊滅してしまったのは残念です。