先月日本でもやっと路上飲みが禁止になりましたね。今回は渋谷区限定ですが、これを機に全国に広がることが予想されています。良いとだと思います。

米国では何十年も前から実施されていました。もっとも米国の場合はそれ以前の問題として、外で酔っ払らうこと自体、大きなタブーです。酔っ払った状態で電車などに乗るとスリのターゲットになってしまいますし、人通りが少ない夜道では強盗に狙われてもおかしくありません。日本ではそんな心配がほとんどないのは素晴らしいことなのですが…。

その一方で、移民の国である米国では、自分のことは自分で守るという強い自己責任の文化があります。自分が弱いところを見せては負けなのです。日本のように酔っ払ていたからといって許されることはありません。酔っ払っていた方が悪いのです。

日本が安全なのは良いことですが、その反面、自分のことは自分で責任を取る、甘えは許されない文化を作らないと、グローバル化の中で勝ち残ることができなくなってしまいます。