日本でよく売れている日本車は、一部の高級スポーツカーをのぞき、大抵は右ハンドルです。当たり前ですが、ドイツなど本国では左なのに、日本に合わせて右にしているのですね。これが本国のままの仕様で左ハンドのままで売っていたのでは、これほど日本に広まらなかったでしょう。
米国で成功した日本車も同じです。いくら表示や説明書を英語にしたところで、右ハンドルのままで売っていたなら、日本車は米国でここまで売れていなかったハズです。
そんなことは誰でもわかることだと思うのですが…。
ホームページだって同じなのです。日本のホームページをそのまま英語にしたところで、英語圏でそのままでも受け入れられることはまずありません。車のハンドルを右から左に付け替えたように、レイアウト、デザイン、コンセプトなども「左ハンドル化」しないとダメです。
海外市場展開を本気で考えているなら、英訳でなく、すべてを対象国に合わせることが不可欠です。