これは相談されていつも悩むところです。よく考えてみると、日本でおなじみの海外ブランドでも完全にカタカナで日本語として浸透しているところと英語または元の言語のままのところがあります。

a) 完全にカタカナで浸透しているところ:コカ・コーラ
b) 英語のままのところ:BMW、IBM
c) どちらでも通じるところ:Apple/アップル、Google/グーグル

上記a)のケースは非常に日本で成功していると言えます。これを英語で「Coca Cola」と書いた方が逆に違和感がありますね。ここまで日本語だけが普及している外国企業の例は少ないでしょう。あとスペルが難しいところ、ルイヴィトン、シャネルなどフランス系のブランドなども日本語が普及します。

英語のままのところは、英語の方がしっくりくるからでしょう。アルファベットだけの略語だからかも知れません。これを「ビーエムダブリュ」とカタカナで書くと違和感があります。日本でもNHK、JRなどはアルファベットで表記されるのが一般的です。

どちらでも使えるのは、まだ無名なところ、または両方ともが普及しているというのがあります。Apple、Google、Facebookなど米国を代表する大企業はこのパターンです。

Google検索ではどちらでも全く同じと認識されることがあるものの、別として認識されることの方が多いようです。検索履歴を見ると、大抵は両方とも出てきます。

特に決まっていなければ、ブランディングの観点からも、とりあえず併記しておくことをお勧めしています。