iPhoneを積極的に活用しているヘビーユーザーの中でも、意外とデフォルトで付属している基本アプリ「メモ」を使っていない方が多いようです。不思議に思います。
Androidにも同様のアプリがデフォルトでついています。
メモアプリは、何かひらめいたことを書き留めるのに最適なツールです。運転中や道を歩いているときにも、思いついたことをその場で記録することができます。紙のメモ帳やペンを常に持ち歩いてすぐ取り出す人は少ないかもしれませんが、スマホであればほとんどの人が常に持っています。そのため、思いついた瞬間に簡単にメモを取ることが可能です。
さらに、音声入力機能を活用すれば、書く必要すらありません。Siriを使って、「ヘイ、シリー!メモを取って!」とやれば、完全にハンズフリーで入力することもできるため、特に運転中などに非常に便利です。
加えて文字認識機能も進化しており、写真を撮った文書をそのままテキスト化することも一発で出来るようになりました。認識対象は活字だけでなく、手書きのメモでも大抵は読んでくれます。読み取り技術は数年で格段に進歩しています。
当然、メモアプリはクラウドと連携しているため、スマホで記録した内容を翌朝パソコンでそのまま活用することも可能です。たとえば、メールの下書きや報告書の作成などに利用できます。歩きながら音声入力で話した内容がそのままテキスト化されてパソコンに表示されるため、きわめて効率的です。
もちろん、パッと話して記録した内容は、そのままだと上手く書けていない場合があります。しかし、それならChatGPTを活用すれば、自動的に整った文章に仕上げることも可能です。
これほど便利なツールが無料で手元にあるのに使わないのは、本当にもったいない限りです。