今回の米国大統領選挙では、バイデン大統領の引退決意が遅れたのが民主党大敗の原因だと言われています。

と、このここで書くのは政治の話ではありません。ビジネスの世界でも同じことが非常に多くあるという話です。

年老いた経営者が引退せず、いつまでも現場を仕切ろうとしたために革新が遅れてしまい、会社が傾いたという事は多く起こっています。もちろん、その反対に90歳を過ぎた経営者が若い感覚を保ったままでリーダーシップにより現場を引っ張っていき成功したという話もあります。

しかし、多くの場合、やはり決断が遅れ、老害のために会社がうまくいかなくなったことが多いでしょう。

スポーツでも同じですね。活躍して全盛期のままで引退する選手もいれば、最後まで頑張ってかっこいいところを見せてくれる人もいます。しかしピークを過ぎてどんどん落ちていく悲しい姿を見せてしまうという選手も多々あります。

どんな仕事でも、引退の決断は非常に難しいところだと思います。