昨日のブログで言及したレポートによると、今年は例年に比べてクリスマスの消費額が27.7%減と大きく低下しているそうです。昨年、一昨年はイブが週末にかかっていたのに対し、今年は火曜日なのが原因とされていますが、それだけではないような気がします。(出典:インテージ「知るギャラリー」2024年12月20日公開記事)

毎日渋谷の街を歩いていて気づくのは、以前ほど街が「クリスマス~!」って感じではなくなってきていることです。

以前ならあらゆる店でクリスマスらしい装飾をしたり、クリスマスセールを大々的に開催したり、特別イベントを開催していたような気がします。それが今年は少ない雰囲気なのです。今日12月24日、17時になっても渋谷は普段通りで、それほど人が押し掛けてくる様子はありません。

もしかしたら、コロナ期を経てお祭りさわぎ、イベント事などが減ってきているのではないでしょうか?

日本でも欧米と同様、本来ならクリスマスというのは多くの商売にとって商機のハズです。飲食店、物販店共に、クリスマスは書き入れ時なのです。もちろん祭りさわぎが小さくなってもそれは変わらないのですが、やはり消費額低下が示す通り、クリスマス需要が縮小している可能性があります。

犯罪に至るレベルや人に迷惑がかかるレベルの祭りさわぎは制御するべきですが、年数回の商機なのに盛り上がりに欠けるというのは、経済全体にも悪影響がある気がしてなりません。