新聞記者である友人が書いた記事がとても良かったので久々にLINEで本人に連絡して伝えたところ、「反響があるのは本当に嬉しい。」と大喜びしていました。そういえば別の友人から聞いたのは、今回のように良い反響はもちろんのこと、たとえ悪い評価や批判であっても、とにかく何らかの反響があるのは嬉しいとのことでした。

確かに…。以前も書いたように、ネットと違い紙のメディアやテレビなどは完全に一方方向であり、読者や視聴者の反応を見ることはできません。好かれているのか、嫌われているのか、いや、それどころか読まれているのかすらもわかりません。

書籍なら発行部数である程度は判断できるものの、新聞はその日の内容に関わらず一定なので、知る方法はありません。

これがネットなら閲覧数、訪問者数、滞在時間などすべて把握することができますし、SNSなら「いいね」やシェア数、コメント数もわかります。

もっとも新聞もネット版ならこれらの数字は把握可能です。しかしそうすると、こんどは閲覧数を稼ぐだけを目的とした中身の薄い記事が横行してしまうという新たな問題が発生します。

一般向けメディアの厳しいところだと思います。