これは旅行好きの私として常に考えることです。

私の場合、旅行と同じくらい食べることも大好きなので、国内でも海外でも必ず行った先の美味しいものを探しだし、試してみます。それが旅行の楽しみの1つ、いや私にとって、旅行における最大の楽しみともいえます。

例えば海外に1ヵ月ぐらい行っていても、毎日のように現地で新しいものを見つけて食べることができます。フランスなら毎日フランス料理、中国なら毎日中華料理を食べるでしょう。間違っても、日本料理屋に自分から入る事はありません。

私が20代の頃、他の人も自分と同じだろうと思っていました。

しかし当然違いますね。

せっかく日本の田舎を旅行しているのに、東京と同じマクドナルドやファミレスで食べる人だって沢山います。コンビニの弁当だけで済ませる人もいます。

また海外旅行も同じです。せっかくフランスやイタリア、中国といった食べ物王国に行っているのに、現地の食事を食べず、常に日本料理屋を探している人もいます。不思議で仕方ありませんが…人それぞれ違うものです。

海外から日本に来る人たちも同様です。せっかくなので世界的に有名で美味しい本場の日本料理を食べてもらいたいと思いますが、日本に来る人たち全員が日本料理を好むわけではありません。中には苦手な人だっています。特に仕事で来る人など観光以外の用事で来ている人の場合、b日本が好きで来ているわけではないので、日本料理に抵抗がある人だっています。

この話は色々なことに通じます。WEBマーケティングでも同じですね。

一つの国の人をすべて同じに考え、「あの国の人はこういうことが好きだ」とか言っていては失敗します。インバウンドを取り込むのも同じで、全員が日本食が好きだという前提ではダメです。

ターゲットを絞り、それに合わせて的確に方法を変える事は、この意味からも、とても大事なのです。