営業を少しでも経験したことがある人なら、すぐピンと来る言葉ですね。基本中の基本、営業1年生が最初に習うことかもしれません。しかし永遠と答えのないテーマなのです。ベテラン営業マンでも悩んでいることです。
座席数を増やすというのは、数多く当たるということです。飛び込み営業なら訪問の軒数を増やす、電話営業なら電話の数を増やす、メール営業ならメール数を増やすということです。
間違いなく、増やせば増やすほど成約数は多くなってきます。
しかしこれだと時間に限界があり、体力に限界があります。当然増やす数も無限大ではありません。そこで出てくるのが打率を上げることです。
良いプレゼンテーションを作り、良い話し方を学び、当たった数に対して成約できる率を高くするわけです。
大抵の場合、新人営業マンは打率が低い一方、若くて体力があるので、打席数で勝負する傾向にあります。ベテラン営業マンはその逆です。狙う数は少なくても、経験から生まれてくるノウハウで打率を上げることができるのて、効率よく成約させることが出来ます。
もちろん打席数と打率どちらか1つ選ぶものではありません。そういう議論自体、おかしな話です。
いかに両方を上げていくかが、すなわち営業なのです。これは昭和の時代でも、令和の時代でも変わりません。