時々、海外のお客様から日本ではヤフーのシェアがまだ高いのかと聞かれることがあります。大抵の場合、かつて日本にいた方か、ある程度、日本向けのWEBマーケティング経験がある方です。

確かに、つい数年前までは大半の国でGoogleがダントツのシェアだったのに対し、日本と台湾ではヤフーが負けないくらい強かったことは事実です。日本が強かったのは、米国ヤフーが創業した当初からソフトバンクが出資していたことや、ヤフージャパンの親会社がソフトバンクであることなどの理由がありました。台湾はヤフー創業者のジェリーヤンの出身地ですね。

ところが、最新の調査では、日本でも既にGoogleが圧倒的なシェアになっています。

1.Google 82.17%
2.Yahoo! 8.94%
3.bing 6.95%

(出典:https://gs.statcounter.com/)

数字を細かく見ると、Yahooはスマホで使う人が多いようです。私が思うに、ソフトバンクでiPhoneを買うと、スマートログインなど、色々な機能でYahooがデフォルトになっているからではないでしょうか?確かかつてはYahooアプリがデフォルトで入っていたり、デフォルトブラウザのSafariの検索エンジンがYahooになっていたりした気がします。この辺は独禁法などで難しくなっているはずです。

あとやっぱりYahooユーザで多いのはシニアや初心者ですね。画面を開いた時にでてくる見やすいニュース一覧のファンも多いようです。

WEBマーケティング戦略、特に検索広告を考える時は、ターゲット層をキッチリと見定めた上で検索エンジンを選ぶことが重要です。