2012年に11.6億人だった世界のスマホ加入者数は2024年には71.4億人*になっているそうです。

世界と言わず、自分の周辺だけを見ても、この普及率を見て大きくうなずく人が多いのではないでしょうか?

ちなみに国連の統計によると2024年時点で世界の総人口は81.6億人なので、世界全体の人口でみたスマホ普及率は87.5%ということになります。もちろん加入者人数といっても1人で2台、3台持っている人もいるため、実際はこの数字よりやや低めかも知れません。しかし世界の発展途上国は7割、人口で見ると74%であることを考えると、現在、先進国でのスマホ普及率は、ほぼ100%と言っても過言ではありません。

長い人類の歴史の中で、これほど急速に普及したツールはスマホ以外にないでしょう。

そういえば、今や自分の知り合いでスマホを使っていない人を探すのは大変です。これまでスマホを避けていた高齢者も大抵は使っています。

Googleがホームページの検索順位を決定する際、パソコン向けでなくスマホ向けのホームページを優先にしていることも当然だと思います。

ところがその一方で、会社の日常業務ではスマホよりもデスクトップまたはノートパソコンを使っている人が圧倒的に多いのも事実です。私自身も平日は朝から晩までデスクトップに向かっていますし、仕事関連の検索や情報収集は9割デスクトップで行います。同じ人も多いでしょう。

ホームページを制作する際、やはりターゲットをよく見極めたうえで対策を考えることが不可欠です。

データ:Ericsson Mobility Visualizer, Digital 2025