職場にストレスを感じている人の割合が、男性は39%なのに対し女性は51%という調査結果*を読みました。つまりこの数字だけ見れば、男性よりもはるかに多くの女性が職場に何らかのストレスを感じているということです。
もっとも、このデータの解釈は色々とあると思います。男性の方は無神経で何も気にしない人が多いのに対し、女性の方が繊細かつ色々なことに敏感で、ちょっとしたことでもストレスを感じやすい人が多いのかも知れません。あるいは残念ながら女性が不当に扱われていたり、いまだにセクハラの被害を受けている可能性もあります。
ただ確実に言える事は、職場において男性と女性で同じようにストレスを感じてないということです。つまり、もしストレスを感じる女性の割合を男性と同じくらいまで下げるとすれば、今の状態を継続したり見た目だけ平等に扱っているようではダメでしょう。
あるいは、単に女性の方がストレスを感じやすいということであれば、それに対して男性以上にケアをする必要があります。また、もし不当な扱いがあるのなら、直ちに根本的に変える必要があります。
いずれにせよ、これまで以上にに何らかの対策を立てることが必須だということです。
(*Harvard Business Review May-June 2025)