私が以前このブログで書いたのは人材紹介の営業です。
今採用の予定がない会社だって数ヶ月もすれば欠員が出て急に採用の必要が出てくることはよくあるでしょう。なので人材紹介や人材派遣会社の営業は断られても1~3か月のサイクルでしつこく電話かけてきます。数を打っていれば、そのうち当たるという戦法ですね。
また、最近よく私のところに電話がかかってくるのはM&Aの仲介業です。こういうところも同じで、今はどこかを買収する気がなくても、資金が余った時や新事業の展開を考え出した時に急に需要が発生する可能性はあります。もちろん売る側だって同じです。何らかの事情で事業継承を考え出すこともあるわけです。そのタイミングでM&Aの営業が入り込めばかなりの確率で話を聞いてもらえるわけです。
反対に、個人の資産運用や運用住宅の購入などは短いサイクルで需要が発生するものでもありません。家を買う気がないと言った人に1~2ヶ月後に電話しても、気が変わって買う気になりましたと言われることはそんなに簡単にはないはずです。この場合の営業は頻繁に電話をしてもほとんど意味がありません。
需要の発生のサイクルに合わせ営業方法を考えることが大切です。