「WEBリテラシー」という言葉を我々業者はよく使います。リテラシー(literacy)は元々英語で読み書き力という意味ですね。それが転じて、ネットを使う力という意味で使われるようになりました。「あの人は何でも一瞬でググッて自分で解決する。Webリテラシーが高い人だ。」という具合です。でもどちらかというと反対側に使うことが多く、実は私は嫌いな言葉です。私たち業者はWEBリテラシーが高くて当たり前なのに、そうでない人を見下すような響きがあるからです。私たちが本来使うべきでない言葉です。
さて。
WEB以外、色々なところでこれを思うことがよくあります。
よく言われるのは金融リテラシー。資産運用力みたいにとらわれることが多いものの、実際はそれに加えてもっと基本的なこと、例えば「無駄遣いをしない」とか、「生活に必要なお金を稼ぐこと」なども含めた意味があります。とても重要なことです。
あとはビジネスマンリテラシー。メールをきっちりわかりやすく書く、約束の5分前に集合する、服装に気をつけるなどはビジネスマンリテラシーでしょう。
レストランリテラシーもしかり。いいレストランに海水浴みたいな服装で行ったり、店員さんを大声で呼びつけたり、酔っ払って大声で人の悪口を話したり…いずれもレストランリテラシーが極めて低い行動です。
日常生活のどんな小さなことにも沢山あります。
一流を目指すのであれば、常に色々なリテラシーを高めるように心がけたいものです。
