20代30代の間で「電話が怖い」と言う人が増えているそうです。これ、実は私自身もよくわかるような気がします。
メールやチャットでのやりとりに慣れてしまうと、あまりにもそれが便利なために電話をかけたりかかってきたりするのがとても面倒に感じます。
電話がかかってくると、自分が何か別のことをやってるのに中断してそれに対応しなくてはいけません。また、メールやチャットと違い、耳で聞いた事はその場で覚えるかメモを取る必要がありますし、それを社内に伝えるためには、また自分でメールに書き直さなくてはいけません。
これがメールやチャットなら、いつ送られてきても自分の都合の良い時間に対応すればいいわけですし、メモを取る必要はありませんし、社内で共有する時もそのまま転送すればいいわけです。
記録として何もしなくても半益友的に記録が残っているため、後で見直すのも楽でしょう。
こちらから発信する際も同じです。電話と違い相手の時間を気にしなくても済みますし、電話のように何回かけても相手が不在ということがなく、一度送ってしまえばそれでいいわけです。
相手にメモを取るような手間をかけさせずに済みますし、後で「忘れた」と言い訳されることも防げます。
これに慣れてしまうと、自分から電話をかけたり電話かかってきたりするのは前近代で、とても非効率だと思うのは無理もないことです。
私自身別に電話が怖いわけではありませんが、仕事の効率を考えるとメールやチャットの方が圧倒的にプラスである事は間違いないと思っています。