おそらく10年くらい前と思いますが、ネットの時代になり起業が非常に簡単になったことを書きました。
まだ登記など法的なことは昭和時代から続く役所手続きが根強く残っているため、どこかの国のようにオンラインで完結と言うわけにはいきません。しかしそれ以外のことはかつてのようにリアルでオフィス借りて、電話回線を引いて、机を買って、色々なところに足を運んで…といった類のことがネットで大抵できるようになったため、1人起業が簡単になったという話でした。
そして今やAIの時代になりました。
実際に私が日々使っていて気づくのですが、これまでアシスタントや専門家などいろいろな人に頼んでいたことの多くがChatGPT で解決できるようになってきたのです。ちょっとした調べ事も、検索して調べるよりはるかに早くできますし、何かの資料を作ったり提案を書いたり、見積もりを作ったりといった作業も大部分がChatGPTだけで完結します。
あるいは自分が書いた提案書の形を整えたり、文章や計算などを再確認したりという作業もChatGPTで一瞬ですることができます。これまでアシスタントに頼んで1時間かけてやっていたような仕事です。
ホームページだってAIツールで簡単に作れますし、ちょっとした図表を作ったり、イラストを描いたりというのもAIで一瞬でできます。これまでだったら1人2人を雇ってやっていったような仕事です。
私が起業した二十年前ですら、既に昭和時代とは比べ物にならないほど起業が簡単になっていたのですが、今やその時代とも比べ物にならないくらい、さらに起業が簡単になってきました。
今、昭和時代の会社にしがみついている必要はもうないでしょう。
思い立ったらすぐ起業すべきなのです。
こんないいチャンスはありません。