英語から機械的に、無理矢理、日本語に翻訳されただけのホームページを毎日チェックしていると、思わぬミスに気づくことが多くあります。

昨日見つけたのは、明らかに英語から翻訳されてできた日本語のホームページ上で、日本語の文章が途中で途切れて終わっていることです。その続きはどこを探してもないので、書き写した人がコピペを間違えたのでしょう。

しかも結構大きい会社なのに、それに誰も気づいていないというのは滑稽です。間違いなく、外部業者に丸投げして翻訳されたものを日本語のわからぬ制作担当者がそのままコピペして貼り付け…最終的に日本語がわかる人が誰もチェックをしてないという事でしょう。

本来なら考えられないようなことなのですが、日常的にあることです。

しかしこれは私たちにもありそうなことです。さすがに英語なら誰かが気づく可能性が高いですが、馴染みの薄い言語、例えばアラビア語やタイ語、ミヤンマー語などをホームページにした際、内容がきっちりわかるネイティブがチェックをしないと同じようなミスがあってもおかしくはありません。

今回も、恐らく翻訳者が訳した日本語原稿はいいものの、制作者、依頼者、責任者の誰もが日本語をわかっておらず、ホームページにした後は誰も気づかないでスルーしたのだと思います。

やはり外国のホーページを作る時は、その言語に精通した人が最終的にチェックすることが不可欠なのです。