確か米国のトップ経営者であるジャックウェルチ氏の言葉だったと思います。

当たり前と言えば、当たり前のことではあるのですが…個人、会社、国とも、すべてのレベルにおいて意外なほど蔑ろにされてるような気もします。

昔は会社を強くするために必要なものは「ヒト・モノ・カネ」だったけど、しかし、今の時代、モノやカネがなくても多くのことが達成可能なのです。しかしどんな場合でも人だけは絶対に不可欠です。つまり、大前研一さんいわく、今の時代は「人、人、人」になったわけです。。

経済でみると、工業化の時代は終わり、今はネット時代、AI時代になりました。これまで人に大きく依存していたことの大半が自動でできるようになったからこそ、本来人間でなければできないことがなおさら大事になってきたのです。つまり、今は人の能力が、かつてないほど重大になったのです。

それに対し、人を育てる根本である親や学校、企業が、国が充分な対応をしているかと言えば、大きく疑問です。

強い会社を作り、強い国を作るため、小手先の政策ではなく、国を挙げて根本的に教育を考え直すことこそが、この時代に不可欠なのだと思います。