少し前にオープンして私がお気に入りだった米国発のハンバーガー屋が閉店になり、その後に吉野家が入ることになったようです。そういえば、ここ以外でも渋谷ではオシャレな良い雰囲気の店が次々に閉店になり、代わって立飲み居酒屋や格安の店が増えてきたように見えます。

日本経済が低安定のままでいることに対し、「別にこれ以上発展しなくていい」「今のままで十分満足」と言う人も多いようですが…その意味に気づいてないのではないかと懸念します。

当たり前のことですが、この二十年で中国などの新興国はもちろん、日本と同じくらい経済力がある国も大きく成長しています。それに対し日本は二十年前から変わらぬままです。そうすると輸入大国である日本はどんどん地盤沈下していくわけです。

昨年だけでも身の回りの商品が値上げになったことを痛感している人は多いでしょう。日本以外の国が成長し、物価が上がっているのだから当たり前なのです。日本だけが成長しないで現状維持を続けると取り残されてしまい、輸入品が一切買えなくなってしまいます。

「輸入品なんて興味ない」と言ったところで実際は普段使っているもの、ありとあらゆるものが輸入品です。ガソリンだって電気だって石油を輸入しないとできませんし、今こうして使っているスマホもパソコンも輸入品です。

今の時代、電気も車もスマホもパソコンもない生活は考えられないでしょう。

他国の経済が二倍、三倍に成長すれば、単純に考えてもこれらの価格が今後は二倍三倍に上昇します。もしそうなったときに、日本が現状のままだったら一体どうなるか考えてみてください。

平凡で良い、今のままで良いという考えがどれだけ間違っているか認識していない人が多いのは残念です。

早急に気づかないと、日本は取り返しのつかないことになりかねません。