明けましておめでとうございます。

言うまでもなく本年はウサギ年です。ウサギ年は癸卯(みずのとう)ということで、努力が結実し飛躍する年…だそうです。ウサギ=飛躍という単純な連想かも知れませんが、株式市場の統計的にはウサギ年に相場が上昇する確率が高いことが知られています。科学的ではないものの、今の私たちの知識では説明できない不思議なつながりがあるのかも知れません。

昨年は、世の中が予想していた以上にコロナの影響が長引き、色々な意味で厳しい一年だった業界が多いと思います。私自身は昨年の秋にコロナ以降初めて米国に行って自分の目で現地を見て、想像していたよりずっと色々な活動が正常に戻っていることを実感してきました。米国全体の経済も統計を見る限りでは力強い回復基調を示しています。

一方日本はまだマスクを外さず、外出や色々な活動を控えている人が沢山いるのが現状です。一度言われたことを従順に守り、頑固に守り通すのは日本の素晴らしいところですし、そのおかげで今日の発展があることは間違いありません。その一方で、それがマイナスに働くことがあるのも事実です。

このウサギ年は日本が自ら殻を破って大きく飛躍する年になることを願ってやみません。