従業員が20-30人くらいいる会社で、ホームページを自社で作って管理するために担当者を雇ったのはいいものの、結局は社長が一字一句チェックしなきゃいけないという話を聞きました。実は同じような話は他の会社でも何回か耳にしたことがあります。
いくつかの原因が考えられます。
1.ホームページ担当者が技術者
これ、とても「あるある」です。新聞を作るのは印刷屋ではないのと同様、ホームページを作るのも技術者ではありません。営業力、宣伝力、プレゼン力、文章力がないと会社のホーページは作れません。デザインや技術は実は二の次なのです。
2.営業が弱い
この規模の会社なら営業担当が何人もいるはずですが、その中で文章力、プレゼン力などがある人がいない可能性があります。お客様に出すパンフレットや営業資料なども社長が作っているのかも知れません。
3.社長が部下に任せられない
部下を全く信用せず、何も任せられないタイプの社長も零細企業~中小企業にはよくいます。一字一句だけでなく、一挙一動、一言一行も社長がチェックしなければいけない会社もあります。
いずれにせよ、ホームページは1人で作れるものではありませんし、会社にとって非常に重要なものであるという認識があれば、社長が最終確認することは不可欠です。
役割分担をよく考えてチーム編成を行い、制作を進めることが必須です。