そう言っていたのは仲良しの弁護士さん。

今や弁護士の間でもChatGPTは活用されており、多くの弁護士さんが法律問題の解決方法などをChatGPTで調べているようです。

しかし、やはりまだ今のAIツールは完全ではありません。

ある人が裁判に使う資料を作るためにChatGPTを使って文章を自動生成したところ、実際には存在しない判例が含まれていたそうです。恐らくはネット上にある誤情報をAIが取り込んでしまったのか、あるいは複数情報を統合して勝手に事例を作り出してしまったかでしょう。しかしプロである弁護士さんの目でみれば、実在していないことは一目瞭然だったわけです。もし確認せずにそのまま裁判で使ったら大変なことになるところでした。

私たちの仕事でもChatGPTを活用しているものの、やはり間違いも時々あります。実際に利用する前にエキスパートである人が再確認しないとかなり危険です。

ChatGPTを専門的なビジネスで使うためには、ChatGPTを上回るレベルの専門家が不可欠だというわけです。