赤色は目立つ色であることは、誰でも知っている常識です。しかし赤が増えすぎるとかえって目立たなくなることは意外と気づかないものです。
上の例では期限が5月31日であることを強調しようとしているのですが…全文が赤色のAより、日にちだけが赤色になっているBの方が「5月31日」が目立ってインパクトがります。(さらにホームページやメールなどパソコンやスマホのモニターで見る場合は赤が多いとチラついてしまい見にくくなってしまうので要注意ですね…。)
先日、赤い看板が目印のATMコーナーを見落として通り過ぎてしまったことがありました。引き返してよく見ると、その隣に大きな赤い看板のラーメン屋があり、メガバンクの赤いロゴが隠れた存在になっていました。赤x赤だと目立たないわけです。案の定、繁忙日なのにそのATMはガラガラでした。
赤色は目立つ色ですが、使い方に気を付けないとかえって目立たなくなってしまうことがあるものです。