この記事、面白いです。久々に最後まで読んでしまいました。

小中学生7万人を対象にした調査なので、「街で100人に聞きました」などとは違い、かなり質が高い調査のようです。対象が7万あればデータとして一定の信憑性があるはずです。

それによると、スマホ利用時間が長い子供ほど偏差値が低い傾向がハッキリとしているようです。まあ調査しなくても想像できるものの、それが調査で立証された感じです。

面白いのは、この統計で一番成績が高いのはスマホを持っていない/全く使わない子供ではないという点です。解説によると持っていない子供は経済的な理由があるケースも多く、(悲しい事実ですが、)経済的に恵まれない子供は学力が低い場合が多いということです。それに対して、持っているのに1時間以内で抑えているという子供は自制心が高いか、親が厳しく教育熱心であるため、やはり学力も高いというわけです。なんとなく理にかなっていますね。

大人にも共通するものがあるかも知れません。ただし大人の場合は一言で「スマホ利用」と言っても仕事に使ったり勉強に使ったりすることも多々あるので一概には言えないでしょう。子供も同じように勉強に使っている場合もありますが…まだ少数派だと思います。

2023年5月14日プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/69373