私が社会人になった頃、会社に来客があった時は事務職の女性がお茶を出すのが当然とされていました。私がいたところは来客に対してだけだったのですが、他の会社では全男性社員に対して1日2回、女性社員がお茶を出していたところもありました。
当時はそれが一種のプレステージみたいなフシがあったのでしょう。それを命じる上司は「俺は偉いんだ」と誇示したかったように見えます。出してもらうお客さんも社員さんも、それで満足していたのかも知れません。
いまじゃ、考えられませんね。ネットで調べてみるとこれを「女性の仕事」と限定すれば違法になるそうです。もっとも職務として任命し、男性にも均等に同じ仕事を命じれば違法ではないらしいですが。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c7988482d2246f5e817edd893f43e027b7d3168
ところが最近は厳しいためか、そもそも無駄だということになったのか、中小企業でも大企業でも訪問客に対してお茶を出さないことがよくありますし、無機質な紙コップ付のペットボトルを出されることも多々あります。
私はこれでいいと思うのです。
こういうことは時代と共にドンドンと改善されてしかるべきです。