何度かこのブログにも書いているDX(デジタルトランスフォーメーション、業務のデジタル化)ですが、ブームなだけあり、やはり話題は尽きませんね。

そんな中、先日面白い話を聞きました。「世の中がDXなんて意識しなくなり、言葉を聞かなくなる時が浸透した時」だそうです。

確かに…。最近は「インターネット」そのものが話題になることはありません。みんなが当然のように使っているからでしょう。「クラウド」もしかりです。Gmailや iCloud、ドロップボックス、Google ドキュメントなどいずれもクラウドです。でも、別に「今オレはクラウドを使っている」と考えている人はいませんし、口に出していう人もいません。

そういえば随分前にお会いした大企業の国際部にいる人が、「国際部なんて部署があるのは、当社は国際化が出来ていない証拠」と言っていたのを思い出します。本当に国際化されている企業に「国際部」はないはずです。それと同じことでしょう。

DXなんて言葉が聞かれなくなる日が楽しみです。