昨日書いた通り、アンケートの大事な目的は良い口コミを得るのと悪口の拡散を未然に防ぐことなのですが、それに加えて最近では営業目的でも使われることが多いようです。
1つはファン作りです。例えばホテルならアンケートに答えてもらい、その返事を迅速に返したり、意見をホテルのホームページ上に掲載することにより、その回答者はホテルに対してこれまで以上に親近感を持つようになるでしょう。またリピートしてくれる可能性も大です。ホテルにとって優良なファンとなるわけです。
次は物販の場合はお勧め商品への誘導ができます。アンケートに答えてもらい、その回答に合った商品やサービスに誘導すれば、買ってくれる可能性が高くなります。一方的な営業とは違い、その人の嗜好にあったものを勧めることができる上、お客さん側も商品選びに参加したことになるため、より買いやすくなるはずです。
そしてお馴染みのダイレクトメール。特にアンケートをした後はその人の嗜好を把握しているので、より適切なダイレクトメールを送ることができるようになるわけですね。
紙のアンケート受けて手作業で集計していた時代と違い、アンケートの回答は自動で集計されます。さらに今の時代、ChatGPTを使ってすべての日本語コメントを「ポジティブな意見」「ネガティブな意見」に仕分けすることも一瞬で出来てしまいます。
時代に合わせた新しい方法を考えて活用することにより、差をつけることができそうです。