昨日、一昨日書いた堀江貴文さんの話と共通しています。先日聴講した、AOBA-BBT・柴田巌社長の講演での話です。
IMD(スイスにある有名なビジネススクール)が発表した、「知見」「技術」「未来への準備」で評価した世界デジタル競争力ランキング2023年版によると、日本は昨年に続きランキングを落とし、32位になったそうです。
世界の国が200国余りで、「G20」のように上位10%程度を先進国とするなら、32位の日本は完全に先進国から外れています。自称「デジタル大国」が、年々没落しているのです。
毎度私が書いている、掛け声だけ「DX」で大量の紙を要求してくる行政のみならず、民間も非常に意識が低いことが各種調査などでも判明しているそうです。2021年にIGS社が行った「DX業務に関する意識調査」によると、大企業に勤める約30%もの人が「できればDX推進にかかわりたくない」としており、44%もの人がDXに対してネガティブまたは無関心だそうです。
朝から晩まで歩く時間も惜しんでスマホを使っている人たちは一体何をやっているのでしょう?
このままでは他国に大きく後れを取ることは必至です。
国として大きく意識を変えることが急務だと思います。