当たり前なのですが、我々WEB系の会社内にも色々な職種があります。経営、広報、営業、経理、人事、庶務、清掃係…などなど。小さなところだと1人、2人が多くの職務を兼業しますが、大きなところではそれぞれの担当者がいるものです。

ところがですね…。人材募集を出した途端、職種にかかわらず「IT人材、紹介します!」「ウチはIT人材専門の紹介会社です!」などという電話が次々にかかってきます。

「IT人材」って一体何ですか?
経理や人事を募集している場合、IT人材とはまったく関係ないでしょう!

飲食店だって同じです。個人店舗だと1人の料理人がすべてをやっているところもありますが、大きくなるにつれ、作る担当とサービス担当がわかれ、仕入れ担当、マネージメント担当、経理、人事、広報、営業…などなど、色々な職種が加わります。

それに対して、「料理人、紹介します」と言ってくるようなものです。

銀行に勤めているからといってお金を数えている人ばかりではありません。

まあ人材会社でなくても、社外の人に「WEB会社に勤めている」と言うと自動的にエンジニアと思われてしまうものです。レストランに勤めていると言えば、大抵は料理人だと思うでしょう。もしかしたら経理担当かも知れません。

往々にして、その会社それぞれにある職種は社外の人にとって分かりにくいものです。