20年以上も前、当時の上司からそんなことを習いました。みなさんよく、「テレビを観ておかないと、話題についていけない」と言いますが、高校生ではあるまいし、職場やお客様との会話で1日の内どのくらいテレビの話題になりますか?飲食店などで個人客と軽い会話を交わすことが仕事な人以外、B2Bが仕事の人は、テレビの話題は(ほぼ)0でしょう。そのために毎日1時間、2時間を使うことは膨大な無駄と言えます。
それに代わりビジネスマン、特に海外のお客様と話すことが多い人にとっては、やはり国際情勢や欧米、中国などで一般的に語られている一般教養が大切です。
例えば米国の人と話していると、ビルゲイツやイーロンマスクなど世界的なビジネスリーダーの話題は頻繁に出ますし、歴代の主な大統領の話も出ます。エジソン、アインシュタイン、シェークスピア…などの話も抑えておいた方がいいと言われています。
海外のビジネスで日本の芸能の話が出ることはありません。スポーツだって、例えば米国の野球好きの人なら大谷選手の話題になることはありますが、それ以外はまずないと思った方がいいでしょう。日本で思われているほど世界的に有名でなく、話題になっていないことは確かです。
個人的な趣味として余暇に娯楽番組を観るのは良いことですが、ビジネスで不可欠な基礎レベルの情報くらいは常に把握しておくことも不可欠です。