財務省が昨日発表した昨年度の国際収支によると日本が海外のIT企業に支払う「デジタル赤字」が拡大したそうですね。
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https://article.auone.jp/detail/1/3/6/16_6_r_20240511_1715371471589170
統計の細かい内容はわかりませんが、パソコンやスマホ、スマートウォッチなどの最新ツールからネット動画、SNS、AIなど各種ネットサービスまで、主なサービスの大半は米国発、ほぼすべての分野で日本が米国に負けているのは誰の目に見ても明らかです。GAFA(Google Amazon Facebook Apple)に象徴される世界的な巨大IT企業はすべて米国です。この分野では資金の流れは完全に一方方向です。
日本はかつてモノづくり世界一と言われ、家電や工業品、電子部品などで世界を圧巻したものでした。それが時代の変化とともに大きく変わってしまったわけです。この傾向は当面続くことが予想されています。
小手先の助成金政策などではなく、日本の産業、日本の経済を根本的に変えていかないと、50年後には取り返しのつかないことになりそうです。