学生時代のアルバイト先で初めて営業の仕事をやった時に先輩から教わったことです。

「営業の仕事は川原にある無数な石ころを1つずつ裏返していくようなものだ。たくさん裏返していくと、そのうち1つにYESと書いてある。」

もう30年以上経つのに、なぜか鮮明に覚えているのです。それ以来、営業の仕事をするたびに思い出していたからかも知れません。まさにその通りだと常に痛感します。

もちろん1つ1つ見ていくにしても効率のいい方法はあるでしょう。確度が高そうなところを狙っていくのもいいでしょう。しかし、本質的なことは同じです。一発で達成できることはまずなく、数を増やしていく以外には方法がないわけです。

何度も打席に入って何度もバットを振らないとホームランは出ないという話と似ています。

結局は数が勝敗をわけるということは営業の本質です。これは業種が違っても時代が変わっても同じです。