先日米国のお客様から送られてきた(業務委託契約前に締結する)英文守秘義務契約書のWordファイルを開くとさ最近Wordアプリに内蔵されているマイクロソフトWindows、Office専用のAI「Copilot」が勝手に作動して、(頼んでもいないのに)その要約を一瞬で出してくれました。しかもわかりやすく、読みやすく、日本語で箇条書きになっています。

そうなると…長い英語を読む気が無くなってしまいますね。日本語の要約文なら1分で読めてしまいます。

さらに、実験で「ではこの契約の中で、私たち受託者側にとって不利なポイントは何ですか?」と聞いてみたところ、これも5秒くらいで返事がきました。

こんな感じです。

ぱっと見、合っているように思います。

一応、念のため30分ほどかけて全文読んでみたところ、Copilotの回答で100%合っていました。まったく問題はありません。ChatGPTでも同じことができますが、既にWordに内蔵されいる分、楽です。

もちろん大きな金額がからむもの、会社としてリスクが高いものならやはり専門の弁護士さんにチェックしてもらうのがベストです。しかし金銭が発生せず、責任のリスクも低いものであれば、このAI機能で十分ではないでしょうか?また単に(英語が読めない)上司に説明したり、第一段階でお客様と議論する前のチェックであれば、これでことが足りるというものです。

30分~1時間の時間が節約できました。大きな契約書を慣れない人が読むことを考えると、10~20時間くらいの節約になるかも知れません。

AIツールを活用することで仕事が著しく効率化されることは疑いの余地もないでしょう。