毎度このブログに書いていますが、新しい技術が出たときに、多くの人が最初は抵抗します。

パソコンが登場した時だって、インターネットが登場した時だって、スマホが登場した時だって同じでした。最初は、「自分は関係ない」「興味ない」「必要ない」と言い切って、触れることすらなかった人が沢山いたものです。今のAIだってしかりです。

外モノに対する抵抗も同じです。古くは江戸時代からあったことです。

海外から何かものが入ってきたり、人が入ってきたりしたときに歓迎する人がいる反面、ただ外国だというだけで非常に抵抗する人も沢山いるものです。

今や日本に来る海外観光客は、かつてない勢いで増加しています。2014年の入国者数が1,341万人だったのに対し、2024年の入国者数は3,687万人*と、3倍近くに膨れ上がっていることがわかります。コロナの時期を除いて考えれば、この短期間でありえないくらい急増したことがわかるでしょう。 

そして、「外国人が増えて迷惑だ」「外国人はマナーが悪い」「ここは日本だ」など、ステレオタイプな視点で物事を見て、大きく抵抗している人たちが世の中に出てきています。しかし、これは何も不自然なことではありません。歴史は繰り返しているのです。

冒頭に書いた例と同様、世の中が急変化したときについていけない人や、極端なアレルギー反応を起こす人は、いつの時代でもいるものです。

(データ:政府観光局)