これはホームページ制作でもSEO(Google対策)でも「あるある」なのです。

例えばウチの場合、海外のお客様が自社で作られた日本語ホームページのSEOだけをご依頼いただくことがよくあります。そして私たちが色々と施策し、3か月後に狙ったキーワードをすべて検索結果の1ページ目に表示されることに成功し、ページ閲覧数は300%アップしたとします。

しかし、なぜか問い合わせが1件も来ないとか、売り上げがまったく伸びないということがあります。

なぜでしょう…。
原因は沢山考えられますが、よくあるのは日本語が読みにくいことです。大抵の場合、(さすがに)自動翻訳ではなく現地の翻訳者に依頼して訳しているものの、しょせんは英語から直訳された日本語に過ぎません。機械翻訳のようにぎこちなかったり、日本語として不自然だったり、意味不明だったりすることがあります。これでは成果につながりませんね。

また、ホームページ自体が使いにくい、わかりにくい場合もあります。

あとは値段が高すぎるとか、内容が日本にあっていないとか、ビジネス自体に問題があることもあります。

私たちとしてもお客様のゴールを達成することが最終目的なので、SEOに関係ないことでもできる限りのアドバイスまではすることにしています。しかし日本語の改善やホームページの改善まではできても、お客様のビジネス自体が日本に合わない場合は、対策のしようがありません。

SEOやマーケティングで出来ることは集客までです。そしてそれらは目標達成のための過程のひとつに過ぎません。本当の成果につなげるためには根本的かつ総合的な対策が必要です。