ネット以前の時代からテレビ広告を出し続けていた会社の人が言っていました。新聞や雑誌の広告でも同じです。
CVというのはConversionの略で、転換の意味。つまり、特定の広告や戦略からどのくらい問い合わせや売り上げたがあったかということです。
テレビ広告や新聞、雑誌広告で、その広告に表示する電話番号を専用のものにしてしておくのです。するとその電話からの注文や問い合わせが、その広告の効果というわけです。しかし一体何人くらいの人が見てくれたのか、そのうち注文につながったのは何回か、どの地方の何歳くらいの人が見てくれたのか、その中から注文してくれた人はどのくらいか…などなどのデータを見ることはできません。
これがネット広告ならすべてデータとして得ることができます。「見ているのは10代が多いけど、注文するのは30代が多い」などということも瞬時にわかります。それにより、次の広告を改善することもできますね。見てる人が多いのに注文につながらない場合は誘導方法を改善することにより転換率が向上する可能性がありますし、見ている人が多く注文も多いのであれば、さらに露出を増やすことで売り上げアップにつながります。
テレビ広告とネット広告を併用する場合、テレビならではの利点も活かしつつ、ネットにしか出来ない分析→改善も大いに活用することが大切です。