ネットのオークションサイトを使って同じ相手から何度も落札していると、「直接やり取りしましょう。」という話になることが時々あるそうです。直接取引にするとオークションサイトの手数料を節約することができるからです。同じような話はフリーランスの翻訳者を探すクラウド翻訳サイト、色々な仕事を依頼できる仕事マッチングサイトなどでもあります。
そういえばウチが使っている人材紹介サービスからも頻繁に「進捗を報告してください。」「成立したらすぐに連絡ください。」というようなメールが来ますし、「連絡先の交換は禁止」「直接取引は禁止」ということはサービス開始時の注意書きにも大きく書かれています。それだけ、業者を外して直接取引をする人が多いのかも知れません。
これは何もネットだけではありません。古くからの流通業でも、元々紹介してくれた問屋や商社を外して直接取引するという話も聞きました。不動産もしかりです。
どこも利用規約では禁止しているものの、法律的にどうなのかは不明です。これだけ注意を促しているということは、法律的にセーフなのかも知れませんね。
あとは商売モラルの問題なのでしょう。難しいところです。