ある大型機械を製造する会社に勤めている人から、「日本だとグラムいくらの発想なんだよね…。」という話を聞きました。他社にない斬新なアイデアと技術の結晶である製品に対し、単にその製品の大きさで値段を判断する人が多いということでしょう。
これ、わかるような気がします。私がこのブログで以前書いた話に似ています。
機械だって同じくです。知恵の集結であり他にないような機械なら、どんなに小さくてシンプルなものでも高くて当然です。みかん箱サイズの機械が10億円したっていいわけです。でも多くの人は10億の機械といったら家一軒くらいのサイズのものしか想像できないのです。みかん箱サイズで10億といわれるとかなり抵抗があるに違いありません。
世界的なコンサルタントと1時間話をするだけで100万円したって不思議ではありません。
1日300万円のセミナー、A4x1枚1千万円のレポートだってありです。でもその価値が分かる人は稀です。
日本では、まだまだ知的財産、知的価値に対する認識が低いのだと思います。