このブログに何も書いていますが、日本で開催されるセミナーやビジネスイベントの受付って、パソコン時代、ネット時代になってからも20年数間、ずっと前近代的な人手による名簿チェック式のやり方だったのです。先端デジタル技術の展示会ですら、「受付票を印刷してお持ちください」「当日は受付で名刺を二枚お出しください」なとという、超アナログ方式でした。欧米では20年前前から申し込みはもちろん、当日の受付も自動化されていたのとは対照的だったと思います。
これが先日行った東京ビックサイトでのEXPOでは、やっと自動式になっていました。メールで届いた参加表のQRコードを現地にある受付機に読み込ませ、自分の名刺をスキャンすれば、入場証兼IDが印刷されて出てくるので、それを一緒に置いてあるフォルダーに入れて首からぶら下げていく方式です。ホント、20年近くも前に米国でのセミナーに参加した時にやっていた方法と同じです。日本でも20年遅れでやっと導入された感じでした。
恐らく、これは日本で良い意味での例外でしょう。まだ大多数のイベントでは人手による名簿チェック方式だと予想します。
コロナを機に非対面、人手不足対応、効率化…などが大きく進歩すると期待していただけに、残念です。