他人に贈るギフトは包装するときに値札を外すことが常識です。日本以外の国でどうやっているかは知りませんが、恐らく外すのが当然でしょう。
しかしですね…今の時代、もらったもので、たとえ見たことがないものでも、ネットですぐに値段を調べることができます。市販されているものならネットで値段検索が出来ないことは稀です。大抵のものは数秒あれば調べることができるでしょう。人によっては必ずと言っていいほど即調べているようです。
それは悪くないと思うものの、なんだか超現実過ぎる気がします。
「高かったんだろうな…。」「いいものを探して買ってくれたんだな…。」とか、あれこれ考えるのも、いただく楽しみの1つです。いきなり金額がわかってしまっては、その空想すらできません。贈る方だって、実は高くないけど見栄えするものを贈り、少ない予算で相手を最大限に喜ばすという楽しみがなくなってしまいました。
そのうち、値札を外すことすら不要になるかも知れません。
なんとも、夢がない話ですね。