「これからはメタバースの時代」と色々な人が言うようになってからすでに何年も経過しています。しかし今のところ、実際にメタバースを体験したことがある人は非常に少ないのではないでしょうか?生成系AIの代名詞であるChatGPTかわずか一年で世界的に浸透したのと比べると、普及するスピードがとても遅く感じます。
言うまでもなく、メタバースとはネット上の3D仮想空間です。VR(バーチャルリアリティ)と同じく3D空間ですが、メタバースはその空間の中に自分自身がアバターとして入れるのが大きな特徴です。仮想の街があり、店があり、会社があり、その中で自分が生活できると言うわけです。
コロナ禍で外出できなかった時、特に脚光を浴びました。これを使って「出社」し、メタバースのオフィスで仕事をするという会社が話題になりましたし、メタバースのコンサートもありました。現在は対戦型のオンラインゲームで活躍しているようです。なるほど、わかる気がします。
これがこの先ビジネスでどう使われるかはまだ未知数です。私を含め多くの人がどう使うか分からず、懐疑的なのが現実です。
しかし、インターネットだって登場した時は多くの人が何にどうやって使うか、そもそもインターネットなんて必要なのかも分かりませんでした。スマホだってしかりです。ChatGPTも同じです。
数年後、メタバースがない世の中は考えられないという日が来るのかも知れません。