と、私が言われたのは社会人になりたての頃。まだネットがない時代です。「xxについて調べてくれ」と指示されたので、参考資料を見つけてコピーを取って上司の机の上に置いておいたら激怒されました。
今思えば当然のことですね。
これはネット時代になった今でも同じです。お客様や上司から、何かを調べるように言われたとき、答えが書いてあるリンクを送るだけではプロじゃありません。ネット時代に入ってからは、Googleがあれば子供でも出来ることになってしまいました。その内容を自分で読み理解し、相手にわかりやすいようにして提出するのがプロの仕事です。
しかし、今の時代、そこまでChatGPTで簡単に出来てしまいます。
なのでさらにその先まで進める必要があります。そのお客様はITに詳しいのか、特定の分野に精通しているのかなどを理解して、最適の回答を考える必要があります。またその最終目的、例えば指示をくれた上司はその情報を何に使おうとしているのか、自分で使うのかお客様向けに使うのか、もしお客様ならどういうタイプのお客様なのか、そこまでを考えて回答する内容を作ることが必須です。
メールを転送する際も同じです。そのメールの内容を自分なりに解釈して、相手と目的に応じて簡単にまとめてから転送します。それが自分の付加価値であり、プロの仕事です。
時代と道具が変わっても本質は同じなのだと思います。