明治時代以降、いまだに続けられている日本の教育は、正しい答えがあることが前提になっているそうです。確かに私自身が小学校から大学に至るまで習ったこと、学んだことはすべて正しい答えが既に存在しており、その答えを見つけること、丸暗記すること、自分で算出するかすることが「勉強」だったと思います。

しかし今の時代、あらゆることに対して答えがない時代です。

国自体がそうです。これまではアメリカがお手本であり、アメリカに追い付け追い越せでやってきたものの、これからの時代は違います。そこで行き詰ってしまいます。

日本経済、個々の会社経営もしかり。これまでと違い、お手本や答えがありません。

サラリーマン、学生、一人一人も同じです。

ネット以前の時代なら、たとえ答えがあることでも探すのに苦労していたはずです。小さなこと1つでも答えを見つけるために、学生なら両親、先生や先輩、友達に聞いたり、図書館などで調べていましたし、社会人なら会社の先輩や上司に聞いていました。

ところが今の時代になり、大半のことならスマホ一つで簡単に、しかも瞬間的に答えを見つけることができます。AIを使えば、司法試験だって、一瞬で答えがすべて出てきてしまいます。

そうなると…答えが出ないときに、行き詰ってしまうのです。

これまでになかったこと、ネットでググっても答えが出てこないことに出くわすと、極端に弱くなる人が多くなってきたというわけです。そこでダメになってしまい、あきらめる人、すべてを投げ出してしまう人もいます。

受けてきた教育は仕方ありません。それに加え、これからの時代は答えがない問題を解決するスキルをしっかり身に着けておかないと、身を亡ぼすことにもなりかねないのです。