昨日バスの車内でそんな告知を見て、まだあったのかと驚きました。そういえば最近どこか別の交通機関で紙の回数券を廃止するという話も読んだ記憶があります。
もちろん全員がスマホ定期券を使っているわけではありません。しかしスマホだけでなくICカードを含めると、ほぼ全員が使っていると思います。少なくとも週1回以上電車に乗る人で紙の切符を都度買っている人は、私が知る限りいません。また紙の定期券を目にすることもありませんね。
都内なら、まず地下鉄は観光客を除き90%以上の人がICカードかスマホでしょう。海外から来ている観光客だって、大抵はICカードを買って持っています。スマホ版のSuicaを活用している人も大勢います。
一方、まだ紙の切符が現役で活躍しているのは新幹線ですね。国鉄を分社化してしまった副作用でシステム統一が出来ていないのかも知れませんし、その他の独自システムが邪魔しているのかも知れません。某メガバンクでATMトラブルが絶えないのと根本的な問題が共通しているのではないでしょうか。
いずれにせよ、わずかな例外のために紙+ICカード+スマホを共存させておくことは非常に無駄です。システム統合が完了してからというのではなく、紙をいつまでに廃止することを先に決めて、そのために必要なシステム改善とスケジュールを逆算的に考えることが不可欠だと思います。